
4:コラボレーションだからできること
司会
コーポラティブハウスをやられている会社同士のコラボレーションは、あまりありませんでしたが、コラボレーションによって、どういったところがこれまでと変わるのでしょうか?
伊藤
同じコーポラティブハウスを手がけてきたという点では変わりませんが、共同でプロジェクトを進めるということは、お互いのコーポラに対する考え方や実績を掛け合わせるという、新しいチャレンジになります。そしてゼロワンとしては、より建築設計に特化できることが1番のメリットです。また、戸建住宅にはない「集まって住む」ことを考え直す中で、これからの住まいに対する思いを実現したいと思っています。
石川
コラボレーションによって根本的な何かが大きく変わるという事はないと思いますが実績のある2社がお互いの強みを掛け合わす事により単なる 1×1=2ではなく、=3や、=4になるようなプロジェクトがきっと実現できるはずです。それと、さっきも少し話しましたが、お互い次が10棟目となる節目のコラボレーションプロジェクトが、今までコーポラを知らなかった人たちまで伝わり、 コーポラ=一部のマニア的なイメージを払拭出来ると思っております。良い住宅というのは、奇をてらった企画ではなく、気持ちよく、長く使える本質を追求することだと思います。また、建築だけでなく、良い敷地を選定することや、入居後の管理・運営についても気持ちよく住み続けられる工夫や提案もこの仕事では大きな要素だと思います。2社のプロが一緒に取り組む訳ですから、随所に渡ってお互いの良さを発揮できると思います。
伊藤
こうやって石川さんと話をしていると、今までの思いを実現するための一歩を踏み出す勇気がわいてきます。きっといいコーポラになりますよ。それには、入居者や設計者、コーディネーターだけでなく、地主さん、施工者、近隣の方々など、関わった人々みんなが喜べるようにしなくてはいけませんね。

